こんにちは!
社会保険労務士法人こどものそら舎です。
今週の『Let's 処遇改善等加算トレーニング』をお届けします。
処遇改善等加算の概要や運用のルール、運用上のお困りごとを
一問一答形式でご案内いたします。
処遇改善等加算について改めて整理し、
理解を深める機会としてぜひご活用ください♪
〓〓〓〓〓〓〓〓〓★[ 問 題 ]★〓〓〓〓〓〓〓〓〓
来年度に向けて職員にキャリアアップ研修を受講させたいと
思っています。来年度の処遇改善等加算IIの人数A・Bの数は、
どうやって計算したらよいでしょうか?
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↓解↓答↓解↓説↓は↓こ↓ち↓ら↓へ↓
■━■━■━■━■[ 解答 解説 ]■━■━■━■━■
来年度の処遇改善等加算IIの人数A・Bの数は、
現時点(加算当年度より前の時点)では確実な人数を計算する
ことはできません。
ですが、今ある情報をもとに予測することはできます。
まず、処遇改善等加算IIの人数A・Bはどうやって計算するか
算式を確認してみましょう。
<人数A・Bの算式>
人数A=「基礎職員数」×1/3
人数B=「基礎職員数」×1/5
※1人未満の端数は四捨五入。
ただし、四捨五入した結果が「0」となる場合は「1」とする。
「基礎職員数」は、
施設の区分ごとの各種加算の適用状況に応じた係数をもとに
算出しますが、その算出の際は、
●加算当年度の4月時点の利用子ども数又は「見込平均利用子ども数」
●加算当年度の4月時点の各種加算の適用状況
により判断します。
そのため、加算当年度の4月にならないと、
確実な人数A・Bを計算することはできません。
ですが、人数A・Bの数を予測することはできます。
来年度の各種加算の適用状況とこどもの人数が
今年度と変わらないようであれば、
人数A・Bの数も今年度と変わらない可能性が高いです。
各種加算の適用状況やこどもの人数が変わるようであれば、
人数A・Bの数が増えたり減ったりする可能性が高いです。
来年度の運営体制や役職の任命、研修受講の要否などを
考える上で人数A・Bの数を予測したい場合は、
手元にある情報をもとに計算してみましょう。
★参考:
こども家庭庁『施設型給付費等に係る処遇改善等加算について』
(令和5年6月7日通知)
https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/3a1576c7-071d-4325-8be8-edced6d12ee1/0180e782/20231228_policies_kokoseido_44.pdf
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