こんにちは!
社会保険労務士法人こどものそら舎です。
今週の『Let's 処遇改善等加算トレーニング』をお届けします。
処遇改善等加算の概要や運用のルール、運用上のお困りごとを
一問一答形式でご案内いたします。
処遇改善等加算について改めて整理し、
理解を深める機会としてぜひご活用ください♪
〓〓〓〓〓〓〓〓〓★[ 問 題 ]★〓〓〓〓〓〓〓〓〓
当園には、副主任保育士等の要件となる研修と、
職務分野別リーダー等の要件となる研修の両方を修了した職員がいます。
区分3の加算額を計算するとき、この職員を
「人数A」と「人数B」の両方に数えてもよいでしょうか?
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■━■━■━■━■[ 解答 解説 ]■━■━■━■━■
両方の研修を修了している職員でも、
「人数A」と「人数B」の両方に数えることはできません。
「人数A」と「人数B」どちらか一方にだけ数えます。
どちらに数えるかは、園で判断して決めることができます。
【ポイント①:「人数A」と「人数B」とは】
区分3の加算額は、次の2つを合わせた金額です。
・区分3-①(副主任保育士等の分)= 単価 ×「人数A」× 月数
・区分3-②(職務分野別リーダー等の分)= 単価 ×「人数B」× 月数
「人数A」と「人数B」は、まず園の「基礎職員数」をもとに
次のように計算します。
・人数A = 基礎職員数 × 1/3
・人数B = 基礎職員数 × 1/5
(1人未満は四捨五入。結果が0人になるときは1人)
ただし、実際の研修修了者がこの人数より少ないときは、
研修修了者の人数のほうを使います。
・人数Aに数えるのは、副主任保育士等の研修を修了した職員
(研修を修了した園長や主任保育士等も含みます)
・人数Bに数えるのは、職務分野別リーダー等の研修を修了した職員
つまり、加算額の計算に使う人数は、
「基礎職員数から出した人数」と「研修修了者の人数」の
少ないほうになる、ということです。
【ポイント②:1人の職員は、どちらか一方にだけ数える】
両方の研修を修了している職員がいても、
人数Aと人数Bの両方に数えることはできません。
1人の職員を2回数えてしまうと、実際にいる研修修了者よりも
多い人数で加算額を計算することになってしまうためです。
両方の研修を修了している職員は、
人数Aか人数Bの、どちらか一方にだけ数えましょう。
【ポイント③:どちらに数えるかは、実際の役職に合わせて】
どちらに数えるかは、園で判断して決めることができます。
ただし、人数Aに数えるのは副主任保育士等として、
人数Bに数えるのは職務分野別リーダー等として、
それぞれ発令や職務命令を受けている職員です。
研修を両方修了していても、実際の役職や職責と合わない
数え方はできません。
こども家庭庁のFAQでも、同じ役職で職責などに差がない職員を、
一方は副主任保育士等、もう一方は職務分野別リーダー等として
数え分けることは、想定していないとされています。
両方の研修を修了した職員がいる場合は、その職員の役職や職責、
それに合った賃金の仕組みを確認したうえで、
どちらに数えるかを決めましょう。
★参考:
こども家庭庁
「処遇改善等加算に関するFAQ(よくある質問)」第7版
(令和8年5月15日時点版)No.No.16、77
https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/3a1576c7-071d-4325-8be8-edced6d12ee1/07a15850/02.260515_policies_kokoseido_199.pdf
「施設型給付費等に係る処遇改善等加算について」(令和8年4月8日付け通知)
https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/3a1576c7-071d-4325-8be8-edced6d12ee1/189b7324/20260409_policies_kokoseido_194.pdf
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