こんにちは!
社会保険労務士法人こどものそら舎です。
今週の『Let's 処遇改善等加算トレーニング』をお届けします。
処遇改善等加算の概要や運用のルール、運用上のお困りごとを
一問一答形式でご案内いたします。
処遇改善等加算について改めて整理し、
理解を深める機会としてぜひご活用ください♪
〓〓〓〓〓〓〓〓〓★[ 問 題 ]★〓〓〓〓〓〓〓〓〓
区分1の認定を受けるため、キャリアパス要件に取り組んでいます。
要件で必要となる「フィードバック」について、
「個別面談や、自己評価に対し施設長や管理職の職員等が
評価を行う」とありますが、職員ごとにA~Eなどの
5段階評価をつけることが必要ですか?
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■━■━■━■━■[ 解答 解説 ]■━■━■━■━■
区分1のキャリアパス要件において必要な「フィードバック」では、
「個別面談や、自己評価に対し施設長や管理職の職員等が
評価を行う」とありますが、職員ごとにA~Eなどの
5段階評価をつけるまでは必要ありません。
区分1の認定を受けるためには、次の(1)(2)のいずれにも適合する
「キャリアパス要件」を満たす必要があります(区分3の適用を
受けている場合を除く)。
(1) 職位・職責・職務内容等に応じた勤務条件(賃金を含む)と
賃金体系を定め、就業規則等に明確な根拠規定を整備し、
非常勤職員を含む全職員に周知していること
(2) 職員と意見交換をしながら資質向上の目標と具体的な計画を策定し、
研修機会の提供・技術指導等の実施とそのフィードバック等を行い、
全職員に周知していること
今回は、この(2)の「フィードバック」について、実務上
どこまでの対応が必要になるのかを解説します。
【ポイント①:フィードバックの趣旨】
「フィードバック」とは、研修や技術指導の効果が職員の
資質向上につながっているかどうかを、個別面談などにより
確認することを指します。
職員が自らの業務や能力について自己評価を行い、その内容に
ついて施設長や管理職の職員等が確認・評価するといった方法が
想定されています。
【ポイント②:5段階評価などの形式的な評価は不要】
「自己評価に対し施設長や管理職の職員等が評価を行う」という
記載から、A~Eといった5段階評価のような、点数化・ランク付けの
制度を新たに構築しなければならないと誤解されがちですが、
そこまでの対応は求められていません。
重要なのは、
・職員が自らの業務や能力について自己評価を行い、
・施設長や管理職の職員等がその内容を確認・評価し、
・職員の認識と施設全体の方向性がどのように結びついているかを
確認し合うこと
です。
この趣旨を踏まえて適切に運用されていれば、
要件を満たしていると判断されます。
既存の個別面談や年度末の振り返りの機会を活用する形でも問題ありません。
キャリアパス要件のフィードバックは、
既存の面談や振り返りの仕組みを活かして「実施していること」を
明確にしておけば十分です。
無理に新しい評価制度を構築する必要はありません。
★参考:
こども家庭庁「処遇改善等加算に関するFAQ(よくある質問)」
第7版(令和8年5月15日時点版)No.5・6
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