保育園におけるパワーハラスメント対策が、
令和2年6月1日から義務になりました(パワハラ防止法)
園長はパワーハラスメントを防止するため、
主に次の雇用管理上の措置を講じる必要があります(指針)
園長が講じる必要がある雇用管理上の措置※1 | ハラスメント予防士 養成講座 |
外部相談窓口機関 |
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①就業規則等に方針等を規定すること | ー | ◎ |
②職員に資料等を配布し啓発すること | ○ | ○ |
③職員に研修・講習等を実施すること | ◎ | ー |
④相談窓口等の体制を整備すること | ー | ◎ |
⑤相談窓口の担当者に研修をすること | ◎ | ー |
⑥アンケート調査や意見交換等を実施すること | ー | ◎ |
⑦運用状況の的確な把握や必要な見直しをすること | ー | ◎ |
保育士や職員はハラスメントに対し関心と理解を深め、言動に必要な注意を払い、園長の講ずる措置に協力するように努めなければなりません。
Step① 基礎編 ハラスメント予防士(プチプチ)養成講座
時間:90分 費用:1人 5,000円 方法:オンライン
内容:ハラスメントに関する基礎知識を楽しく学ぼう
Step② 実践編 ハラスメント予防士(プチ)養成講座
時間:3時間 費用:1人 10,000円 方法:オンライン
内容:ハラスメントに関する理解を深め職場に活かそう
Step③ 応用編 ハラスメント予防士®養成講座
時間:8時間 費用:1人 50,000円 方法:オンライン
内容:ハラスメントに関する相談対応ができるようになろう
ご希望の曜日や時間帯に合わせて柔軟に設計して実施します。
① 平日13時~14時半
② 平日の夕方
③ 土曜日など
参加者同士のニーズを合わせて実施日時を決定します。
1名からお申込いただけます。最少催行人数は3名です。3名以上のお申込で開催します。
事前購入図書:『ハラスメントを予防・解決する保育の職場づくり』(中央法規出版)
講座補足資料:①「ハラスメント予防士養成講座のオリジナル資料」
②「厚生労働省等の公的資料や各種統計データ」
同じ講座でも繰り返し定期的に学んだり、切り口などを変えた内容や、身近な事例を踏まえた内容に取り組むことで、気づきを深めることを推奨しています。
研修によりハラスメントを積極的に予防する目的は、主に以下です。
① 自分や他者への肯定的な関心とコミュニケーションを円滑に進める能力を向上し、
② 風通しの良い職場環境や互いに助け合える職員同士の信頼関係を築くことで、
③ 職員の心身の健康への安全配慮と子どもの最善の利益を保障するための、
④ お互いの多様な「良さ」「異なり」を認め合える「心理的多様性」を育てます
ハラスメントの予防・解決には、以下のような研修を全ての職員や相談窓口の担当者に定期的に行うことが必要とされます(指針)。
① 日常的なコミュニケーションを取るための研修
② 感情をコントロールする手法についての研修
③ コミュニケーションスキルアップについての研修
④ マネジメントや指導についての研修
⑤ 定期的に面談やミーティングを行うための研修
⑥ 心身の状況や言動の受け止めや認識に配慮する研修
⑦ 相談を受けた場合の対応についての研修