問題 Q5 保護者からあなたへ

“保育園のキャリアパスや処遇改善に役立つ”保育用語検定
~保育用語検定で楽しく保育士のキャリアアップ~

子どもがかんしゃくをおこしたり落ちつきがないんです。私の育て方が悪いんでしょうか。もしかしたら障害なんじゃないかとも気になってきてしまって、どんな理解を心掛けることが大事なんでしょうか。

1、児童福祉法の障害児の定義の理解
2、国際障害分類(ICIDH)の理解
3、その子理解
4、国際生活機能分類(ICF)の理解
5、発達障害の理解

答え(1つ)

答えの詳細 (例)

私たち保育士は、いわゆる気になる子や特別な配慮が必要な子に対しては、特に「その子理解」が重要だと思っています。気になる子はイコール障害がある子ではもちろんなく、「どのように関わっていいかわからないでいる子」と考えています。そして私たちは子どもが困っていることや求めていることがわからないから、気になるわけです。わかればかかわり方の見通しもてるようになります。
そのため、気になる子や気にならない子に関わらず、その子に対する理解は保育や育児の原点となるとても重要な視点です。家庭生活や園生活においてどの場面に困難さや課題があるのかいっしょに理解を深めていきましょう。そのうえで障害に関する正しい知識を整理しながら、必要性が高いと判断できそうなときは専門機関への相談も検討していきましょう。

 


保育士がいきいき働く、保育園が元気に動く仕組みづくりを支援している社会保険労務士・中小企業診断士の関山です。
専門はこれまでの保育業界での経験を活かした保育園の労務支援・運営支援と想い入れたっぷりの分野です。
珍しい経験から鎌倉・逗子・葉山地域の保育園さまを始め、全国の保育園さまからお問合せいただくことも増えてきました。

そこでここでは園長先生からの労務面やキャリアパスなどに関するご質問やご希望に応えて、
保育園や保育士に役立つ「保育園育て」「保育士育て」の各種ノウハウをお送りしていきます。
ぜひ日頃の保育園の運営や保育士の労務管理、人材育成、キャリアパスなどの参考にされてください。