問題 Q1 保護者からあなたへ

“保育園のキャリアパスや処遇改善に役立つ”保育用語検定
~保育用語検定で楽しく保育士のキャリアアップ~

幼児期は生活習慣がとくに大事と聞きましたが、具体的にどんなことが基本的な生活習慣なんですか。

1、食事、睡眠、排泄
2、食事、睡眠、排泄、清潔、運動
3、食事、睡眠、排泄、着脱衣、清潔
4、食事、睡眠、排泄、学習
5、食事、睡眠、排泄、学習、運動

答え(1つ)

答えの詳細 (例)

幼児期に身に付けたい生活習慣の中でも、特に生きるために日常的に繰り返されるものを基本的生活習慣と呼んでいて、食事、睡眠、排泄、着脱衣、清潔の5つあります。食事、睡眠、排泄の生理的な習慣と、着脱衣と清潔の社会的・文化的・精神的な習慣に区分されています。あくまで目安ですが、概ね3 歳で基本的な運動機能の発達に伴い、食事、排泄、着脱衣など、ある程度自立できるようになり、概ね5 歳で一日の生活に必要な行動のほとんどを一人でできるようになります。身辺の自立により、子どもは自信を持って遊びや活動にも取り組むことができるようになります。子どもから進んで、楽しく、期待を持って取り組んでいくような雰囲気を作ることや、大人もいっしょになって実践していくことが習慣づけに有効ですよ。子どもの発達には可塑性があり生活文化の影響も受けるため、長い目で発達を支援し一緒に見守っていきましょう。

 


保育士がいきいき働く、保育園が元気に動く仕組みづくりを支援している社会保険労務士・中小企業診断士の関山です。
専門はこれまでの保育業界での経験を活かした保育園の労務支援・運営支援と想い入れたっぷりの分野です。
珍しい経験から鎌倉・逗子・葉山地域の保育園さまを始め、全国の保育園さまからお問合せいただくことも増えてきました。

そこでここでは園長先生からの労務面やキャリアパスなどに関するご質問やご希望に応えて、
保育園や保育士に役立つ「保育園育て」「保育士育て」の各種ノウハウをお送りしていきます。
ぜひ日頃の保育園の運営や保育士の労務管理、人材育成、キャリアパスなどの参考にされてください。