平成30年度の保育対策関係の予算概算要求

厚生労働省子ども家庭局保育課から、
平成30年度の保育対策関係の予算概算要求が出ました。

厚生労働省では、待機児童解消に向けて「子育て安心プラン」に基づき、
例えば以下のような施策で保育園等の受入児童数の拡大をし、
子どもを安心して産んでかつ育てやすい環境の整備を実現しようとしています。

「新しい社会的養育ビジョン」を踏まえた児童虐待防止対策・社会的養護の充実・強化、「すくすくサポートプロジェクト」に基づく子どもの貧困とひとり親家庭対策の推進や母子保健医療対策の強化にも積極的に取り組もうとしているところです。

内閣府においても、
・企業主導型保育事業
・企業主導型ベビーシッター利用者支援事業
・放課後児童クラブの拡充
など取り組みを進めています。

 

保育現場の生の声が届くことを願うばかりです。

 

【保育園等の整備の推進、保育園等改修費支援等】
・「子育て安心プラン」実施のための保育の受け皿整備
・保育園や小規模保育等の施設整備費や改修費等についての補助率の引き上げ など

【多様な保育サービスの推進】
・家庭的保育事業の普及のための複数の事業者・連携施設による共同実施
・広域的保育園等利用事業で自宅等から保育園等への直接送迎の実施
・延長保育や障害児保育等の多様な保育ニーズへの対応 など

【保育人材確保のための総合的な対策】
・保育補助者の雇上げ支援における資格要件の緩和等による事業の拡充
・保育園等に勤務する保育従事者が保育士資格を取得する際の支援
・3日程度の就業希望する保育士の掘り起こしとコーディネータの配置
・保育園等の業務負担軽減を図るためのICT化推進事業
・保育士資格の新規取得者を増やす保育士資格取得支援事業の改善・拡充
・清掃業務、遊具の消毒、給食配膳、寝具の用意、片付けなど
保育に係る周辺の支援を行い、保育士の業務負担軽減を図る保育体制強化事業 など

【安心かつ安全な保育の実施への支援】
・事故の防止に役立つ備品等の購入の支援 など

 

☆園ごとの具体的な雇用管理やマネジメント等の働きやすい職場環境づくりのための対策などはご遠慮なくご相談ください☆
(社会保険労務士事務所こどものそら舎:http://kodomonosora.jp/