保育園がワークライフバランス一番の職場となるべき理由
小さい頃あこがれた保育士(幼稚園教諭)。
それはどんなに輝いていたことでしょう。
そして今、
「保育園があるから保育士である私は子育てが安心!」
「保育士だとナイスなママさんパパさんになれるかも!」
「私が保育士でよかった!」
と保護者以上に保育士にいってもらいたいです。
当然ですが、主人公の子どもにとっても。
子育て拠点の肝心かなめの保育現場こそ、
働きやすくどの職場よりも仕事も生活も子育てもしやすい環境、
と社会的にも認知されるようになりたくて、今、私もがんばっています。
もちろんその難しさは、園長や先生方と話していても十分に感じます。
育児と仕事を両立させたいのは、保護者だけではなく保育士も同じです。
園を運営する園長も同じ想いです。
政府では2017年度末までの待機児童解消の目標も3年間先送りし、
20年度末までに変更となりました。
いわゆる待機児童数はおよそ2万3000人台で推移していて減りません。
保育士の支援を必要としている家庭は実際にはもっと多いです。
保育士という資格があっても職場復帰できない(しない)方も80万人以上います。
予算を投じて箱(保育園)を建てても、人(保育士)がいなければ残念なことです。
保育園等の待機児童を減らない原因は、
共働き家庭の増加、都市人口の集中、核家族化、保育士の不足(人口減)、
などの表層的を始め、いくつもの潜在的、根本的な理由が重なっています。
つまり本質的な対策が必要です。
だからこそ、その可否とは別に、
工夫の余地があるというものです。
・保育士の慣らしカムバック
・「Iターン」「Uターン」「Jターン」どこでも勤務
・子育て中の保育士の自由シフト
・週休3日勤務
・時短(コアタイム)勤務、サポートタイム勤務
・勤務している保育園にわが子を預けられる
・フルコース健康診断
・昼抜け等の自宅ちょい戻り
・リトミック・体操教室・クッキング保育等の一部カリキュラムの外部化
・保育士ママ応援
・週1回保育・助っ人保育・在宅保育・外回り保育
・見習い保育士
・保育園独自の地域保育士バンク
などなどなど、まだごく小さな芽(一例)ですが、
様々に園独自の取り組みがはじまっています。
さて、自園ではどんな取り組みをして、
うれしいの声をききましょうか。
「保育園で働き続けたい!」
「私も保育士になりたい!」
☆園ごとの具体的な雇用管理やマネジメント等の働きやすい職場環境づくりのための対策などはご遠慮なくご相談ください☆
(社会保険労務士事務所こどものそら舎:http://kodomonosora.jp/)