とっとり自然保育認証制度
豊かな自然環境を生かした保育の推進に力を入れている鳥取県の事例です。
自然体験活動を積極的に採り入れている保育所や幼稚園を支援するため、
「保育所、幼稚園等とっとり自然保育認証制度」が本格的にスタートします。
http://www.pref.tottori.lg.jp/267067.htm
鳥取県では「遊びきる子ども」を目指しています。
子どもたちの「体力の向上」「感性」「探究心」「集中力」「自ら考える力」など、幼児を育てる場の一つとして自然を活用し、自然の中での体験活動の効果を期待しています。
鳥取県では過去にも従来の幼稚園や保育所の枠組みに入らない「森のようちえん」を、独自に認証する「とっとり森・里山等自然保育認証制度」を創設し、運営費を補助しています。
「1週間の自然フィールドの活動時間がおおむね10時間以上」などの認証基準があり、現在は7園を認証されています。
今回創設した制度では、
「1週間の自然体験活動の時間が平均して6時間以上」などの認証基準があります。
従来の幼稚園や保育所も対象となり、18園が初めての認証園となります。
18園の内訳は9保育所、4幼稚園、5認定こども園です。
認証園では、園庭にビオトープを設けたり、近くの里山の散策や農業体験を採り入れたりしています。
自然体験活動の経費として年間最大14万6千円が補助されます。
身近な自然、地域の自然を最大限保育に取り込んで、
のびのびと子どものたちの生きる力、感性などを育んでもらいたいものです。
☆園ごとの具体的な雇用管理やマネジメント等の働きやすい職場環境づくりのための対策などはご遠慮なくご相談ください☆
(社会保険労務士事務所こどものそら舎:http://kodomonosora.jp/)